11月例会では「ジェンダー」が書かれた絵本・児童書の紹介がされました。その本のリストを掲載いたします。各作品の詳細などはインターネットや図書館でご確認ください。そして ぜひ読んでみてください。
「ジェンダー」とは
社会的・文化的な役割としての「男女の性」を意味する語である。人間社会における心理的・文化的な性別、社会的な役割としての男女のあり方、「男らしさ」とか「女はこうあるべき」といった通念を意味する語。しばしば、身体的特徴としての性別(=sex)と対比される。
絵本
『カブッチのオトコってヤだ!』 犬丸りん:作・絵 PHP研究所 1997/03
『エレーナのセレナーデ』 キャンベル・ギースリン:作 BL出版 2004/08
『しげちゃん』 室井滋:作 長谷川義史:絵 金の星社 2011/05
『しげちゃんのはつこい』2021/03
『しげちゃんとじりつさん』2016/07
『のはらひめ』 なかがわちひろ:作 徳間書店 1995
『せかいいち大きな女の子のものがたり』
アン・アイザック:作 ポールO.ゼリンスキー:絵 落合恵子:訳 冨山房 1996
『くまのトーマスはおんなのこ』
ジェシカ・ウォルトン:作 ドゥーガル・マクファーソン:絵 かわむらあさこ:訳ポット出版 2016/12
『ピンクがすきってきめないで』
ナタリー・オンス:作 イリヤ・グリーン:絵 ときありえ:訳 講談社 2010/1
『Redあかくてあおいクレヨンのはなし』 マイケル・ホール:作 上田勢子:訳
こどもの未来社 2017/1
読み物
『太郎の窓』 中島信子:作 昭文社 2020/11
『アリーテ姫の冒険』 ダイアナ・コールス:作 ロス・アスクィス:絵
グループウィメンズ・プレイス:訳 学陽書房 2001/6/1
復刻記念版が大月書店より2018/11/19に出版されています
『兄の名はジェシカ』 ジョン・ボイン:作 原田勝:訳 あすなろ書房 2020/4
『水を縫う』 寺地はるな:作 集英社2020/05
知識の本
『ジェンダーフリーの絵本 ①こんなのへんかな?
②生きるってすてき
③働くってたのしい
④女と男 これまで、これから
⑤いろんな国、いろんな生き方
⑥学びのガイド 』 大月書店
『こどもジェンダー』 大貫詩織:作 ワニブックス 2021/4/21
『これからの男の子たちへ』 太田啓子:作 大月書店 2020/8
YA本
『ひきなみ』 千早 茜:著 (KADOKAWA)
『ウーマン・イン・バトル 自由・平等・シスターフッド!』
マルタ・ブレーン:文 イェニー・ヨルダン:絵 枇谷玲子:訳
合同出版 2019/7/20
参考書籍
『日本児童文学』2020年7.8月号 ジェンダー特集