2014年10月17日金曜日

子どもの読書と教育を考える会 12月例会

子どもの読書と教育を考える会 12月例会

子どもの暮らしを見つめる本

      講師 川上博幸氏
        (元枚方市立図書館職員・同志社女子大学講師)

 今、子どもを取り巻く状況が大きく変わってきています。直接話すことよりもケータイでのコミュニケーションが気になり、外遊びの代わりに部屋でのゲームに興じ、いじめや虐待のニュースも減ることはありません。格差社会が生み出した貧困などの大人社会の変化が大きく影響していることは否めません。しかし、子どもの本質は変わらないのではないでしょうか。絵本や児童書に描かれる子どもの姿を追ってみませんか。子読教では今年度「子どもの暮らし」が描かれた本に着目し、現代の子どもの生活と「本」について考えていこうとしています。

 講師の川上博幸氏は、36年間公立図書館の運営にかかわってこられました。特に科学の本に力を入れて行事や講座に取り組んだり、児童図書館サービスの向上に貢献されたりしてこられました。現在も日本各地で講演をされたり、大学で講師をされたりしておられます。また、子どもの本・子どもの育ちと読書について、とても内容のあるお話をされます。今回は「子どもの暮らし」が描かれた本を中心に、どのようなお話をしてくださるのでしょうか。いろいろな子どもの姿を読み解き、子どもを取り巻く社会についていっしょに考える機会にもなりそうです。

参加予約は一塚(電話・FAX)に、 またはメールで(アドレスは下記)①~⑤を連絡下さい。
① 郵便番号②住所 ③氏名 ④電話番号 ⑤何でお知りになられたか

○日時 2014年12月6日(土)2時~4時

○会場  サンスクエア堺  堺市堺区田出井町2-1 (072)222-3561
     
○資料代   600円(会員・学生400円)

○申し込み・問い合わせ先  一塚(TEL・FAX)072-252-9757
kodokukyo1987@ares.eonet.ne.jp




(画像をクリックすると大きくなります。↑その画像をもう一度クリックするとさらに大きくなります)

2014年9月15日月曜日

子どもの読書と教育を考える会 10月例会

子どもの読書と教育を考える会 10月例会

2013年新刊書を読んでみよう

『テラプト先生がいるから』 (静山社)
   ロブ・ブイエー作 西田 佳子訳

 子読教では、毎年「新刊書研究会」を重ねています。それを深める学習を2012年4月例会始めました。今回も2013年新刊書の読書会を行います。
 今回は一冊の本をじっくりと読みこみます。土居氏のアドバイスも受け、運営委員で何冊かの本を読み、課題本を決めました。『テラプト先生がいるから』です。本の詳細は5月例会の資料、またはインターネットなどでご確認ください。当日は、参加者で読まれた感想や思いを交換しつつ、読みを深めたいと考えています。参加者のみなさんも事前に読み、ご参加ください。
 他にも『べんり屋、寺岡の夏』(文研出版)『モッキンバード』(明石書店)なども候補にあがりました。時間があれば、これらの本についてもお話ができればと考えています。
 2013年にも多くの児童書が出版されています。その中から子どもに手渡したい本はどれなのでしょうか?一冊の本をじっくりと読むことで今の子どもの生活に思いをはせつつ、大切にしたい思いについて語り合いましょう。

参加予約は一塚(電話・FAX)に、 またはメールで(アドレスは下記)①~⑤を連絡下さい。
① 郵便番号②住所 ③氏名 ④電話番号 ⑤何でお知りになられたか

○日時 2014年10月4日(土)2時~4時

○会場  サンスクエア堺  堺市堺区田出井町2-1 (072)222-3561
     
○資料代   600円(会員・学生400円)

○申し込み・問い合わせ先  一塚(TEL・FAX)072-252-9757
kodokukyo1987@ares.eonet.ne.jp



(画像をクリックすると大きくなります。その画像をもう一度クリックするとさらに大きくなります)

2014年5月30日金曜日

子どもの読書と教育を考える会 第28回 夏季研究会

子どもの読書と教育を考える会 第28回 夏季研究会

開催日時 2014年8月2日(土)13時~3日(日)16時

主催 子どもの読書と教育を考える会(略称:子読教)
会場  お宿いしちょう  
   京都市中京区河原町通竹屋町東入ル Tel 075-222-1101
後援  京都市教育委員会・岸和田市教育委員会

 子どもたちに、読書の楽しさを知ってもらいたいと願っているみなさん。本会は1987年創立。保育士や教員、図書館員や文庫関係者、ボランティア、作家や研究者、学生などが集い、楽しく研究と交流を深めています。子どもの本のことを知りたいと思っている先生や保育士、自分の子どもにどんな本を読んであげたらいいのかな?と迷っているお母さん。本のことを知らないという人も大歓迎です。この夏、「子どもの読書と教育を考える会」夏季研究会に集い、ともに楽しく学びませんか。



一日目 8月2日(土)

 受付(13:00~)

 総会(13:30~)  子どもの読書と教育を考える会  代表 正置 友子

 講演(13:45~16:00)
 「物語のたて糸と横糸」 講師 斉藤 洋氏(児童文学作家)


 1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。亜細亜大学教授。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞。おもな作品に「ペンギン」シリーズ、「もぐら」シリーズ、「おばけずかん」シリーズ(以上、講談社)、「ナツカのおばけ事件簿」シリーズ(あかね書房)、「白狐魔記」シリーズ(偕成社)、「コアラ」シリーズ(理論社)などがある。

 お話の夕べ (19:00~)
 ストーリーテリングなどの実演コーナーです。多くの方の飛び入り実演参加をお待ちしています。おとなも子どももいっしょに楽しみましょう。

 夜の交流会(20:00~)
 初めての人もいっぺんに仲良くなれるお楽しみタイム。子どもの本や読書活動、子育てや学校教育のこと等々、いっぱい語り合いましょう。

二日目8月3日(日)

 分科会 (9:30~12:00)

「すべての子どもに読書の楽しさを」 講師  加藤悦代氏
(八尾市立高安小学校図書館サポーター    大阪府立桃谷高等学校司書補)

 学校図書館担当者として築いてきた様々な工夫や、後輩につないでいった仕事、また「朝の読書」ブームの中で大切にするべきことや気を付けることなど、今の子どもたちを前にぶつかっている様々な問題について考えあいます。

「子どもの本を読む・選ぶ」講師  土居 安子氏 
  (大阪国際児童文学振興財団主任専門員)

 大阪国際児童文学館で、読書活動や日本児童文学史の研究を行うと同時に、教員・司書・ボランティア等に対し、研修や講演会・シンポジウムをされている土居さん。積み重ねられた児童書研究の一端に触れ、子どもの本の世界を楽しみ、選書のヒントが見つけられると思います.

「お話の楽しさを子どもたちに」講師  長嶺 知永子氏
(奈良おはなしの会・アトリエgaragaradon主宰)

 学校や図書館で子どもたちに語り始めて36年。現在あちこちで語り手養成講座の講師もされています。子ども達におはなしの魅力やおはなしの世界を自由に旅する楽しさをどう届けられるか、ストーリーテリングの実践も聞きながら、一緒に話し合ってみませんか。  

 講演 (13:30~16:00)

日本における子どもの絵本の歴史
~千年にわたる日本の絵本の歴史 絵巻物から現代の絵本まで~ 
             講師 正置 友子氏
(絵本学研究所 主宰) 

 1940年、名古屋市生まれ。1965年結婚以来、大阪在住。2000年、イギリスのローハンプトン大学よりヴィクトリア時代の絵本研究論文により博士号(PhP)授与。2007年、国際児童文学学会(IRSCL)の京都大会の代表。現在、絵本学研究所主宰。『おかあさん、ごはんと本とどっちがすき』(創元社 1982年)。『A History of Victorian Popular Picture Books』(風間書房 2006年)。
 今回は、絵本の世界でも長い歴史を誇る日本の絵本の歴史を紹介。平安時代の絢爛豪華な絵巻物から始まり、奈良絵本、丹緑本、そして江戸時代の木版画による赤本、明治期から大正期にかけて競うように出た絵雑誌、戦時中を反映する厳しい絵本、そして戦後の絵本の花盛りを迎えます。この千年の絵本の歴史を映像を観ながら解説していただきます。

会場  お宿いしちょう  
 京都市中京区河原町通竹屋町東入ル TEL 075-222-1101(代)
                  FAX 075-231-3172
                  http://www.ishicho/co/jp
                  E-mail  kyoto@ishicho.co.jp
交通の案内
● 京都駅より市バスで約20分(河原町丸太町下車徒歩3分)
地下鉄で約10分(京都市役所前駅より徒歩5分)
 最寄り駅より京阪電車神宮丸太町駅より徒歩5分



 参加申し込み方法

① まだ余裕がありますので当日受け付けも行います。
  参加は予約制です。予約受付は、諸費用の払い込みを事務局で確認した時点で完了したものとみなします。
 7月22日(火)迄に諸費用を払い込んで予約ください。必ず大人一人につき1枚の払込用紙をお使いください。

② 諸費用の送金は、郵便局の青色の振替用紙でお願いします。金額は下記「第28回夏季研究会参加料金表」に準じて計算してください。また、必ず振替用紙にA~Hの内容を楷書で明瞭に記載してください。

 ・郵便振替 00920-0-271351 宛名 一塚るり子

 ・A 参加する日(両日・一日目のみ・二日目のみ)
  B宿泊の有無
  C昼食の有無
  D参加分科会希望 
  E年会費  F氏名  G郵便番号・住所  H電話番号

③宿泊につきましては、相部屋ですのであらかじめご了承ください。

 お願い&ご注意

① 事務局で振込と申し込み内容を確認後、資料引換券を郵送します。振込後2週間を過ぎても届かないときは、お手数ですが下記連絡先(一塚)までご連絡ください。 

② 資料引換券は当日忘れずご持参の上、会場受付でお渡しください。

③ 参加費の領収書の必要な方は受付時にお申し出ください。当日、会場で発行します。

④ 申し込み後のキャンセルにつきましては、参加費の返金はできませんが、資料を送付いたします。

⑤ 夏季研究会の資料のみのご請求にはお応えしかねます。

会員のみなさまへ 会費納入のお願い

現会員で夏季研究会をご欠席の方は、会報に同封の払込用紙で年会費をご送金ください。
年会費 1800円

子どもの読書と教育を考える会 第28回夏季研究会参加料金表

参加費   会員  非会員 学生  宿泊費(1泊2食)8月3日(日) 昼食
両日参加  4000円 4500円 2000円  9300円         800円
一日目のみ 2000円 2500円 1000円
二日目のみ 3000円 3500円 1000円

※ お子さま同伴の参加可能。但し保育室等はありません。

 問い合わせ・連絡先   一塚るり子
   TEL(留守電可)・FAX  072-252-9757
    kodokukyo1987@ares.eonet.ne.jp  (担当 岸)


(画像をクリックすると大きくなります。その画像をもう一度クリックするとさらに大きくなります)


2014年3月12日水曜日

子どもの読書と教育を考える会  5月例会

子どもの読書と教育を考える会  5月例会

新刊書研究会 2013年子どもの本
    講師 土居 安子さん

                 (大阪国際児童文学振興財団主任専門員)

昨年出版された児童書を通して子どもの世界の一端に触れてみませんか。

 今年度の新刊書研究会も講師は例年通り、大阪国際児童文学振興財団主任専門員の土居安子氏にお願いしました。今回も、いろいろな観点から選ばれた昨年の新刊書のお話をじっくりとお聞きしましょう。どんな観点からどんな本が選ばれるのかも興味深いです。短い時間ですが、実際に本を見ていただいたり、一部購入したりすることもできます。子どもの本の知識を広め、子どもの本の楽しさを広げていく学びの場になることと思います。

 土居安子さんには、夏季研究会分科会の講師もお願いしています。積み重ねられた児童書研究の一端に触れ、子どもの本の世界を楽しみ、選書のヒントが見つけられると思います。今回の例会と合わせてのご参加をご検討ください。

参加予約は一塚(電話・FAX)に、 またはメールで(アドレスは下記)①~⑤を連絡下さい。
郵便番号②住所 ③氏名 ④電話番号 ⑤何でお知りになられたか

○日時 2014年5月17日(土)13:30~16:15
本の閲覧は講演の前後、休憩時間にできます。

○会場  サンスクエア堺 第一会議室   堺市堺区田出井町2-1   (072)222-3561

○資料代  600円(会員・学生400円)

○申し込み・問い合わせ先   一塚(TEL・FAX)072-252-9757
(画像をクリックすると大きくなります。その画像をもう一度クリックするとさらに大きくなります)

子どもの読書と教育を考える会  4月例会

子どもの読書と教育を考える会  4月例会

斉藤 洋氏 作品研究

 
 第28回夏季研究会では講師として「斉藤 洋氏」をお招きしています。

 斉藤氏はドイツ文学者、児童文学作家、亜細亜大学経営学部教授。

 非常勤講師時代、1986年、第27回講談社児童文学新人賞に『ルドルフとイッパイアッテナ』を投稿して受賞。その続編『ルドルフともだちひとりだち』により、1988年の野間児童文学文芸新人賞を受賞。1991年には、『ルドルフとイッパイアッテナ』『ペンギンハウスのメリークリスマス』など一連の作品により第13回路傍の石幼少年文学賞を受賞。主に、動物が主人公ののんびりとした雰囲気の作品を書く。作品の各章のタイトルが特徴的で一見してどんな内容なのかわからないものが多い。(Wikipedia参照)

 夏季研究会でお話を聞かせていただく前に、一冊でも多くの著書に触れて学びませんか?運営委員を中心にレポート報告し、意見交流をしてみたいと思います。一冊でも読んで参加していただければと思っています。

参加予約は一塚(電話・FAX)に、またはメールで(アドレスは下記)①~⑤を連絡下さい。
郵便番号②住所 ③氏名 ④電話番号 ⑤何でお知りになられたか

○日時 2014年4月12日(土)2時~4時

○会場  サンスクエア堺    堺市堺区田出井町2-1 研修室1
     (072)222-3561
○資料代  600円(会員・学生400円)

○申し込み・問い合わせ先   一塚(TEL・FAX)072-252-9757

(画像をクリックすると大きくなります。その画像をもう一度クリックするとさらに大きくなります)