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12月例会 『クマと少年』 あべ弘士著
○2019年 12月14日(土)13:00~15:30
○堺市・新金岡市民センター2階
『クマと少年』 あべ弘士著 (ブロンズ新社)
かつて「蝦夷地」と呼ばれた土地で暮らしていたアイヌ民族。江戸幕府が進めた「開拓」は明治になり加速し、彼らの独自の文化は否定され、政府に支配されることになりました。
しかし、そうした歴史は学校で教えられることもなく、私たちも詳しくは知らないままに過ごしてきています。まずはアイヌ独自の文化に触れることから始めてみませんか。
1月例会 『ぼくはマサイ ライオンの大地で育つ』
○2020年 1月11日(土)13:00~15:30
○堺市・新金岡市民センター2階
『ぼくはマサイ ライオンの大地で育つ』
ジョセフ・レマンライ・レクトン著 さくまゆみこ訳 (さ・え・ら書房)
ケニアの小さな村で生まれ育った一人の少年が大人になっていく過程を自ら語っています。
マサイの一員として遊牧民の中で育った少年が学校に通うことになります。家族の伝統的な暮らしと、学校で教わる西洋風のやり方の間で引き裂かれそうになりつつ、二つの文化の間でバランスをとろうと努力する姿から、「文化」について考えてみましょう。
2月例会 先住民が描かれた児童書
○2020年 2月8日(土) 13:00~15:30
○堺市・新金岡市民センター2階
世界にはインディアン・アボリジニなど先住民といわれる方たちがおられます。独自の文化の中で暮らしてこられたのが欧州からの侵略により、隔離・同化政策などで文化継承が断ち切られることになりました。12月・1月例会もふまえ、そうしたことが描かれた児童書を読み合いたいと考えています。
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3月例会 『鹿の王 水底の橋』上橋菜穂子著
2020年 3月14日(土) 13:00~15:30
○堺市・新金岡市民センター2階
『鹿の王 水底の橋』上橋菜穂子著 (角川書店)
本屋大賞を受賞した『鹿の王』の続編として出版された本です。「医療」という視点で読んでいきたいと考えています。「守人シリーズ」や『獣の奏者』なども同じ視点で触れてみたいです。ファンタジーが苦手な方もおられるようですが、この機会に上橋作品を読んでみてはいかがでしょうか。
新刊書研究会は 2020年5月23日(土)堺市立南図書館で行います。