♪要項には7月22日までと書いてありますが、まだ余裕があります!(2015.7.23.追記)
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開催日時 2015年8月1日(土)13時~ 2日(日)16時
主催 子どもの読書と教育を考える会(略称:子読教)
会場 お宿いしちょう
京都市中京区河原町通竹屋町東入ル 電話 075-222-1101
後援 岸和田市教育委員会・京都市教育委員会
子どもたちに、読書の楽しさを知ってもらいたいと願っているみなさん。本会は1987年創立。保育士や教員、図書館員や文庫関係者、ボランティア、作家や研究者、学生などが集い、楽しく研究と交流を深めています。子どもの本のことを知りたいと思っている先生や保育士、自分の子どもにどんな本を読んであげたらいいのかな?と迷っているお母さん。本のことを知らないという人も大歓迎です。この夏、「子どもの読書と教育を考える会」夏季研究会に集い、ともに楽しく学びませんか。
一日目 8月1日(土)
● 受付 (13:00~ )
◆ 総会 (13:30~ ) 子どもの読書と教育を考える会 代表 正置 友子
★ 講演(13:50~16:00) 「絵本をとおして見る世界」
講師 きたむら さとし氏(児童文学作家)
きたむら氏は1956年、東京生まれ。イギリスを拠点に日本と行き来しながら絵本作家、イラストレーターとして活躍。1982年ハーウィン・オラム氏の文に絵をつけた『ぼくはおこった』(評論社)でデビュー。この作品でイギリスの新人絵本画家に与えられるマザーグース賞、絵本にっぽん賞特別賞を受賞。1986年『ねむれないひつじのよる』(小峰書店)からは文も手がけ始める。『ふつうに学校へいくふつうの日』コリン・マクノートン・文(小峰書店)では絵本日本賞翻訳絵本賞を受賞。『ぞうのエルマー』シリーズの翻訳者としてもおなじみです。最近の作品では『ぼくネコになる』『おんちのイゴール』(小峰書店)『わたしのゆたんぽ』(偕成社)などがあり、『ミリーのすてきなぼうし』(BL出版)は2015年度からの光村図書の国語(小2)の教科書に掲載されています。詩画集『アイスクリームの皇帝』(河出書房新社)を柴田元幸さんとの共著で出されています。
◆ お話の夕べ (19:00~)
ストーリーテリングなどの実演コーナーです。多くの方の飛び入り実演参加をお待ちしています。おとなも子どももいっしょに楽しみましょう。
◆ 夜の交流会 (20:00~)
初めての人もいっぺんに仲良くなれるお楽しみタイム。子どもの本や読書活動、子育てや学校教育のこと等々、いっぱい語り合いましょう。
二日目 8月2日(日)
★ 分科会 (9:30~12:00)
① 文庫活動から学校図書館・公共図書館の充実へ
講師 森崎 シズ子氏(熊取文庫連絡会代表)
図書館の司書の配置は地域によって大きな差が見られます。森崎さんが文庫活動から、そして学校図書館の司書配置のために住民として、何を大切にして、どんな活動をしてきたのかをお聞きします。
② 『ウエズレーの国』を読む 助言 脇谷 邦子氏(元大阪府立図書館司書)
『ウエズレーの国』(あすなろ書房)ポール・フライシュマン作 ケビン・ホークス絵 千葉茂樹訳 仲間はずれにされていた少年が、夏休みの自由研究に「自分だけの文明」を作り出すという壮大な物語。参加者のみなさんといっしょにこの物語を読んでみようと思います。事前に本書をお読みのうえ ご参加ください。
③ 「お話の楽しさを子ども達と共に ~憶えて語ることって~」
講師 川原 榮子氏(香芝お話ローソクの会)
お話を語り始めて40年。「お話ローソクの会」の立ち上げに参加。幼稚園・小学校へのおはなし配達では、じっくりおはなしを選びを、手遊びにもひと工夫の川原さん。「せんとくの金」「山にさらわれた人の娘」などの語りを聞きながら、おはなし会の内容、進め方を学んでいきましょう。
★ 講演 (13:30~16:00)
「ヴィクトリア時代の絵本 ~現代絵本の源流を求めて~」
講師 正置 友子氏(絵本学研究所 主宰)
1940年、名古屋市生まれ。1965年結婚以来、大阪在住。2000年、イギリスのローハンプトン大学よりヴィクトリア時代の絵本研究論文により博士号(PhP)授与。2007年、国際児童文学学会(IRSCL)の京都大会の代表。現在、絵本学研究所主宰。『おかあさん、ごはんと本とどっちがすき』(創元社 1982年)。『A History of Victorian Popular Picture Books』(風間書房 2006年)。
今回は正置氏の一番の研究であり、世界的にも認められている「ヴィクトリア時代の絵本」についてお話していただきます。昨年の講演で、日本の江戸時代の絵本との対比で、ちらりとヴィクトリア時代の木版との違いについてお話されましたが、そのあたりも含めて、イギリスでの6年間のすべてを注ぎ込んで研究されたことがお聞きできます。この分野に関しては、世界で誰よりもよく知っていると言われる正置氏のお話はとても楽しみです。また、約150年前の絵本の原書を直接に見せていただけます。
会場 お宿いしちょう
京都市中京区河原町通竹屋町東入ル TEL 075-222-1101(代)
FAX 075-231-3172 http://www.ishicho/co/jp
交通の案内
● 京都駅より 市バスで約20分(河原町丸太町下車徒歩3分)
地下鉄で約10分(京都市役所前駅2番出口より徒歩5分)
● 最寄り駅より 京阪電車神宮丸太町駅より徒歩5分(1番出口)
★ 参加申し込み方法
① 参加は予約制です。予約受付は諸費用の払い込みを事務局で確認した時点で完了したものとみなします。
♪夏季研究会の予約締め切りを延長しました。当日参加もOKです。(2015.7.23.追記)
② 諸費用の送金は、郵便局の青色の振替用紙でお願いします。金額は下記「第29回夏季研究会参加料金表」に準じて計算してください。また、必ず振替用紙にA~Hの内容を楷書で明瞭に記載してください。
・郵便振替 00920-0-271351 宛名 一塚るり子
A 参加する日(両日・一日目のみ・二日目のみ) B宿泊の有無 C昼食の有無 D参加分科会希望 E年会費 F氏名 G郵便番号・住所 H電話番号
③ 宿泊につきましては、相部屋ですのであらかじめご了承ください。
★ お願い&ご注意
① 事務局で振込と申し込み内容を確認後、資料引換券を郵送します。振込後2週間を過ぎても届かないときは、お手数ですが下記連絡先(一塚)までご連絡ください。
② 資料引換券は当日忘れずご持参の上、会場受付でお渡しください。
③ 参加費の領収書の必要な方は受付時にお申し出ください。当日、会場で発行します。
④ 申し込み後のキャンセルにつきましては、参加費の返金はできませんが、資料を送付いたします。
⑤ 夏季研究会の資料のみのご請求にはお応えしかねます。
会員のみなさまへ 会費納入のお願い
現会員で夏季研究会をご欠席の方は、会報に同封の払込用紙で年会費をご送金ください。年会費 1800円
子どもの読書と教育を考える会 第29回夏季研究会参加料金表
参加費 会員 非会員 学生
両日参加 4000円 4500円 2000円
一日目のみ 2000円 2500円 1000円
二日目のみ 3000円 3500円 1000円
宿泊費(1泊2食) 9300円
8月2日(日)昼食 800円
※ お子さま同伴の参加可能。但し保育室等はありません。
● 問い合わせ・連絡先
一塚るり子 TEL(留守電可)・FAX 072-252-9757
kodokukyo1987@ares.eonet.ne.jp (担当 岸)