子どもの読書と教育を考える会
第30回 夏季研究会
余裕がありますので当日受付可になりました!(7月29日掲載)
開催日時
2016年8月6日(土)13時~ 7日(日)16時
主催 子どもの読書と教育を考える会(略称:子読教)
会場 お宿いしちょう
京都市中京区河原町通竹屋町東入ル 電話 075-222-1101
後援 京都市教育委員会・岸和田市教育委員会
子どもたちに、読書の楽しさを知ってもらいたいと願っているみなさん。本会は1987年創立。保育士や教員、図書館員や文庫関係者、ボランティア、作家や研究者、学生などが集い、楽しく研究と交流を深めています。子どもの本のことを知りたいと思っている先生や保育士、自分の子どもにどんな本を読んであげたらいいのかな?と迷っているお母さん。本のことを知らないという人も大歓迎です。この夏、「子どもの読書と教育を考える会」夏季研究会に集い、ともに楽しく学びませんか。
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一日目8月6日(土)
● 受付 (13:00~ )
◆ 開会の辞 (13:30~ ) 子どもの読書と教育を考える会 代表 正置 友子
ミニコンサート サックス演奏 小部 修
★ 対談(14:00~16:00) 「今、子どもたちに伝えたいこと」
講師 あまん きみこ氏(児童文学作家)
聞き手 正置 友子
あまん氏は1931年、旧満州生まれ。1947年に帰国。1952年に結婚し、二人の子どもを出産後、1959年日本女子大学家政学部児童学科通信教育部に入学。その後、坪田譲治主宰の「びわの実学校」の同人となる。1968年に『車のいろは空のいろ』(ポプラ社)で第一回日本児童文学者協会新人賞を受賞。『おにたのぼうし』『おはじきの木』『きつねのおきゃくさま』『雲』『白いぼうし』(『車のいろは空のいろ』)『ちいちゃんのかげおくり』など小学校の教科書へ掲載される作品も多い。2001年に紫綬褒章を受章。
対談では、作品を生みだす経緯や作品を通して描いた戦争や平和への思いについて語っていただく予定です。
◆ お話の夕べ (19:00~)
ストーリーテリングなどの実演コーナーです。多くの方の飛び入り実演参加をお待ちしています。おとなも子どももいっしょに楽しみましょう。
◆ 夜の交流会 (20:00~)
初めての人もいっぺんに仲良くなれるお楽しみタイム。子どもの本や読書活動、子育てや学校教育のこと等々、いっぱい語り合いましょう。
二日目8月7日(日)
★ 分科会 (9:30~12:00)
①岬町の乳児から中学生までのどの子どもにも、絵本やおはなしを!
~大阪最南端小さな町での一つの取りくみ~」
講師 近藤 弘子氏(岬町子どもの本連絡会代表)
8年前まで楽しくおはなしボランティア活動をしていた素人の主婦集団が、なぜ公共施設アップル館の指定管理を引き受け運営してきたのか。おはなし・絵本・わらべうたなどを通して岬町のすべての子どもたちの成長に関わってきた実践の中で見えてきたもの、実感したことなどを具体的に実演を交えながら話していただきます。
②「えほんって楽しい!絵本の中で育つ子どもたち」
講師 滝本 智子氏(おさなご保育園)
おさなご保育園では保育のなかで「絵本」を大切にされています。保育のなかで「絵本」だからできること、子どもに合った「絵本」とは何か、絵本を手渡すおとなに必要な学びなどについて実践を通したお話をお聞きしましょう。
③「学齢期の子どもとの本の楽しみ方~見て、聞いて、手に取って~」
講師 髙月 哉子氏 (熊取町立熊取町図書館司書)
自分で本が読めるようになったことで楽しめる子もいれば、自分から本を手に取って読もうとしない子もいる学齢期の時期に、大人のちょっとした一言や働きかけで、本棚に埋もれていた本がいきいきと動き出す。そのような本を一冊でも多く知ることはもちろん、子どもへの手渡し方も知ってみませんか?
★ 講演 (13:30~16:00)
「あのころ、こんな子どもの本があった
~あなたは、戦争中の絵本を知っていますか?~」
講師 正置 友子
1940年、名古屋市生まれ。1965年結婚以来、大阪在住。2000年、イギリスのローハンプトン大学よりヴィクトリア時代の絵本研究論文により博士号(PhP)授与。2007年、国際児童文学学会(IRSCL)の京都大会の代表。現在、絵本学研究所主宰。『おかあさん、ごはんと本とどっちがすき』(創元社 1982年)。『A History of Victorian Popular Picture Books』(風間書房 2006年)。
あなたは、絵本がすべて「いいもの」だと思っていませんか。絵本もその時代の産物です。「あのころ」(1930年代から1945年半ば)には、驚くべき絵本が出版されました。米英の人は鬼だから殺さなければならないという考え方が子どもの絵本にまで表されていました。あらゆる考え方が「お国のために」ということに集約されました。今すでに言論統制がじわじわと押し寄せ、「お国のために」がのしかかってきています。過去のこととしてではなく、「わたし」は今をどう生きるか、そして子どもたちにどのような絵本を届けるか、を考える上でも知っておいていただきたい「絵本の歴史」をお話しします
会場 お宿いしちょう http://www.ishicho/co/jp
交通の案内
● 京都駅より
市バスで約20分(河原町丸太町下車徒歩3分)
地下鉄で約10分(京都市役所前駅2番出口より徒歩5分)
● 最寄り駅より
京阪電車神宮丸太町駅より徒歩5分(1番出口)
★ 参加申し込み方法
①
参加は予約制です。
余裕がありますので当日受付可になりました!(7月29日掲載)予約受付は、諸費用の払い込みを事務局で確認した時点で完了したものとみなします。
7月25日(月)迄に諸費用を払い込んで予約ください。必ず大人一人につき1枚の払込用紙をお使いください。
② 諸費用の送金は、郵便局の青色の振替用紙でお願いします。金額は下記「第30回夏季研究会参加料金表」に準じて計算してください。また、必ず振替用紙にA~Hの内容を楷書で明瞭に記載してください。
・郵便振替 00920-0-271351 宛名 一塚るり子
・A 参加する日(両日・一日目のみ・二日目のみ) B宿泊の有無 C昼食の有無 D参加分科会希望 E年会費 F氏名 G郵便番号・住所 H電話番号
③宿泊につきましては、相部屋ですのであらかじめご了承ください。
★ お願い&ご注意
① 事務局で振込と申し込み内容を確認後、資料引換券を郵送します。振込後2週間を過ぎても届かないときは、お手数ですが下記連絡先(一塚)までご連絡ください。
② 資料引換券は当日忘れずご持参の上、会場受付でお渡しください。
③ 参加費の領収書の必要な方は受付時にお申し出ください。当日、会場で発行します。
④ 申し込み後のキャンセルにつきましては、参加費の返金はできませんが、資料を送付いたします。
⑤ 夏季研究会の資料のみのご請求にはお応えしかねます。
会員のみなさまへ 会費納入のお願い
現会員で夏季研究会をご欠席の方は、会報に同封の払込用紙で年会費をご送金ください。年会費 2000円
子どもの読書と教育を考える会 第30回夏季研究会参加料金表
参加費 会員 非会員 学生 宿泊費(1泊2食) 8月2日(日)昼食
両日参加 4000円 4500円 2000円 9300円 800円
一日目のみ 2000円 2500円 1000円
二日目のみ 3000円 3500円 1000円
※ お子さま同伴の参加可能。但し保育室等はありません。
● 問い合わせ・連絡先 一塚るり子 TEL(留守電可)・FAX 072-252-9757
kodokukyo1987@ares.eonet.ne.jp (担当 岸)