2018年6月11日月曜日

子どもの読書と教育を考える第32回夏季研究会


子どもの読書と教育を考える第32回夏季研究会

開催日時
2018年8月4日(土)13時~5日(日)16時半

主催 子どもの読書と教育を考える会(略称:子読教)

会場  石長松菊園 京都市中京区河原町通竹屋町東入ル ☎075-222-1101

後援 京都市教育委員会・岸和田市教育委員会
(定員オーバーのため、受付は終了しました。7/27追記)

 子どもたちに、読書の楽しさを知ってもらいたいと願っているみなさん。本会は1987年創立。保育士や教員、図書館員や文庫関係者、ボランティア、作家や研究者、学生などが集い、楽しく研究と交流を深めています。子どもの本のことを知りたいと思っている先生や保育士、自分の子どもにどんな本を読んであげたらいいのかな?と迷っているお母さん。本のことを知らないという人も大歓迎です。この夏、「子どもの読書と教育を考える会」夏季研究会に集い、ともに楽しく学びませんか。




子どもの読書と教育を考える第32回夏季研究会

開催日時
2018年8月4日(土)13時~5日(日)16時半

主催 子どもの読書と教育を考える会(略称:子読教)

会場  石長松菊園 京都市中京区河原町通竹屋町東入ル ☎075-222-1101

後援 京都市教育委員会・岸和田市教育委員会



一日目 8月4日(土)

 受付 (13:00~ )
 開会の辞 (13:30~ )  子どもの読書と教育を考える会  代表 正置 友子

★ 講演(14:00~16:00)

 「子どもと家族」 講師 岩瀬 成子氏(児童文学作家)

 1950年山口県生まれ。今江祥智(よしとも)に師事する。1978年基地の町山口県岩国市を舞台に,思春期の少女の内面をえがいた『朝はだんだん見えてくる』で日本児童文学者協会新人賞を受賞。1992年『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』で小学館文学賞。『そのぬくもりはきえない』で2008年に日本児童文学者協会賞、『あたらしい子がきて』で2014年に野間児童文芸賞と2017年にJBBY賞を受賞。『きみは知らないほうがいい』で2015年に産経児童出版文化賞大賞を受賞。

 周囲の人々との関係に揺れて自分を探る子どもの姿を描くのを得意とされている岩瀬さんのお話をお聞きします。

◆ お話の夕べ (18:30~) ストーリーテリングなどの実演コーナーです。多くの方の飛び入り実演参加をお待ちしています。おとなも子どももいっしょに楽しみましょう。

◆ 夜の交流会 (19:30~) 初めての人もいっぺんに仲良くなれるお楽しみタイム。子どもの本や読書活動、子育てや学校教育のこと等々、いっぱい語り合いましょう。

二日目 8月5日(日)

★ 分科会 (10:00~12:30)

①「おはなしを学校へ
 ~今こそ、子ども達に昔話を届けたい~」
講師  吉田 多恵子氏
             (おはなしサークル シフカ・ブールカ)

 おはなしを語り始めて30年が経った吉田さん。地元で立ち上げたおはなしサークルの活動も27年目。小学校のみならず、中学生や、医療センター内の院内分教室、いきいき教室などで、子ども達に語っておられます。人と人との心の交流、共感力が求められる今こそ、昔話をたくさんの子ども達に届けたいと思っておられます。実際に子ども達に語っておられる「おはなし」も聞いていただきながら、皆さんと一緒に昔話の底力を考えてみませんか。

②「本で遊ぼう!アニマシオン ~本って楽しいと伝えたい~」
講師  脇谷 邦子氏(元大阪府立図書館司書)

 忙しくてストレスの多い現代社会の中で、子どもたちは本を読むゆとりを無くしています。今や子どもと本をつなぐためには仕掛けのいる時代になっています。アニマシオンとは何か、理論も押さえた上で、アニマシオンを体験してみませんか。

③「『ごんぎつね』を読む」
    講師 子読教運営委員

 昭和31年度使用の教科書から採用され、昭和55年度使用の教科書からすべての小学4年生の国語教科書に採用されている『ごんぎつね』。その『ごんぎつね』の生まれた背景やメッセージ、国語教材としての扱いなど例会や運営委員会での学びをもとに、参加者の皆さまと深めていければと考えています。

★ 講演 (13:45~16:30)

「ビアトリクス・ポターと『ピーター・ラビット』のおはなし
  ~世界で一番愛され一番長生きした絵本を創った女性の物語~」
    講師 正置 友子

 1973年に千里ニュータウンに青山台文庫創設。1994年イギリスに留学。2000年イギリスのローハンプトン大学よりヴィクトリア時代の絵本研究論文により博士号(PhD)授与。2009年絵本学研究所設立主宰。2017年、日本で初めてのウォルター・クレイン展に関わる。 近著:『保育のなかの絵本』(かもがわ出版 2015年)、『イギリス絵本留学滞在記―現代絵本の源流ウォルター・クレインに魅せられて―』(風間書房 2017年)。訳書:ジェーン・ドゥーナン『絵本の絵を読む』(玉川大学出版部 2013年)。

 イギリスの湖水地方を舞台にした「ピーター・ラビット」の話は、ビクトリアス・ポターが1893年9月4日に友人の息子に宛てた絵手紙が原型とされる。1902年には初の本「The Tale of Peter Rabbit」が出版された。日本の福音館書店版シリーズは1300万部以上が発行されている。今年は実写版の映画が公開された。

会場  「石長松菊園」 http://www.shogikuenn.co.jp/

交通の案内
 ● 京都駅より
    市バスで約20分(河原町丸太町下車徒歩3分)
    地下鉄で約10分(京都市役所前駅2番出口より徒歩5分)
  最寄り駅より
    京阪電車神宮丸太町駅より徒歩5分(1番出口)

★ 参加申し込み方法

① 参加は予約制です。予約受付は、諸費用の払い込みを事務局で確認した時点で完了したものとみなします。7月23日(月)諸費用を払い込んで予約ください必ず大人人につき1枚の払込用紙をお使いください(定員オーバーのため、受付は終了しました。7/27追記)

② 諸費用の送金は、郵便局の青色の振替用紙でお願いします。金額は下記「第32回夏季研究会参加料金表」に準じて計算してください。また、必ず振替用紙にA~Hの内容を楷書で明瞭に記載してください。

 ・郵便振替 00920-0-271351 宛名 一塚るり子

 ・A 参加する日(両日・一日目のみ・二日目のみ)  B宿泊の有無  C昼食の有無  D参加分科会希望  E年会費  F氏名  G郵便番号・住所  H電話番号

③宿泊につきましては、相部屋ですのであらかじめご了承ください。

★ お願い&ご注意

① 事務局で振込と申し込み内容を確認後、資料引換券を郵送します。振込後2週間を過ぎても届かないときは、お手数ですが下記連絡先(一塚)までご連絡ください。

② 資料引換券は当日忘れずご持参の上、会場受付でお渡しください。

③ 参加費の領収書の必要な方は受付時にお申し出ください。当日、会場で発行します。

④ 申し込み後のキャンセルにつきましては、参加費の返金はできませんが、資料を送付いたします。

⑤ 夏季研究会の資料のみのご請求にはお応えしかねます。

会員のみなさまへ 会費納入のお願い
 現会員で夏季研究会をご欠席の方は、会報に同封の払込用紙で年会費をご送金ください
 年会費 2000円

子どもの読書と教育を考える会 第32回夏季研究会参加料金表


参加費    会員    非会員   学生
両日参加  4000円 4500円 2000円
一日目のみ 2000円 2500円 1000円
二日目のみ 3000円 3500円 1000円

宿泊費(1泊2食) 9300円
8月5日(日)昼食  900円

※ お子さま同伴の参加可能。但し保育室等はありません。

 問い合わせ・連絡先

   一塚るり子 TEL(留守電可)・FAX  072-252-9757
    kodokukyo1987@ares.eonet.ne.jp (担当 岸)